三十郎 一刀両断
2001

拙者が2001年に観た映画の五段階評価でござる。
あんまり観れなかったなぁ2001年…。

三十郎ベストテン 2001
ベストテンの下に2001年に観た映画の評価を載せています。

タ イ ト ル 星 数 コ メ ン ト
リトル・ダンサー ☆☆☆☆
、4
この映画は泣けた。本当にいい映画でした。
オー・ブラザー! ☆☆☆☆
、3
素敵な映画でした。元気が出る映画っていいですね。
トラフィック ☆☆☆☆
、2
ヴェニチオ・デル・トロに再度惚れ込んだ作品。なんていい役者なんだと思った。作品自体も世の中のどうすることも出来ない不毛さ(?)をどうしようもないものとして上手く描いている点でとってもいい作品だと思う。
キス・オブ・ザ・ドラゴン ☆☆☆☆
、1
ジェット・リーのアクションは本当にすごい。たまげた。しかも作品も最高。最後のリーの表情なんてもう…。
猿の惑星 ☆☆☆☆ ティム・バートン好きのわしにとってはたまらない一本だった。なんと言われようがこの作品すき。
キャスト・アウェイ ☆☆☆、8 トム・ハンクスの演技は完全無欠だった。作品的にも申し分なく、「フォレスト・ガンプ2」的要素の取り入れ方はこの上ないものだった。質の高い作品だっただけに「グラジエーター」とアカデミー賞でかち合ったのは残念。
リリィ・シュシュのすべて ☆☆☆、8 岩井俊二監督をみなおした。わしの中で、また期待出来る監督となった。
GO ☆☆☆、7 これはよかった。明るいコメディータッチが絶妙だった。日本にもいい俳優さん、監督さんはたくさんいる。
みんなのいえ ☆☆☆、7 はっきり言って贔屓目入ってるね。こんなに高い点数じゃあないよ映画自体は。
サトラレ ☆☆☆、7 これは泣いた。泣けるからいい映画なのではなくて、わしにとって泣ける映画だからいい。「癌」という病気には思うところがある。そのあたりでたまらない作品
千と千尋の神隠し ☆☆☆、7 この映画はやっぱり良かったね。リピーターが多いのもうなずけるほど楽しい。尻切れトンボっぽいのがやっぱり残念でならない…。
7位までで11本になっちゃった。

 2001年に観た作品達 
タ イ ト ル 星 数 コ メ ン ト
ハリー・ポッター ☆、5 たいしたことのない…。
オー・ブラザー! ☆☆☆☆
、3
いや〜楽しい映画だった。滅入るようなことがあってもこの映画を観ると吹っ飛ぶね。お勧め。ジョージ・クルーニーの三枚目演技って最高だなぁ。
リリィ・シュシュのすべて
☆☆☆、8 これはよかった。でも観終った後気分真っ暗。でもよく出来てた。岩井俊二監督もうだめかと思ってたのだが「Love Letter」の匂いがするいい作品だ〜。
GO ☆☆☆、7 いや〜面白かった。「月はどっちに出ている」のにおいのある映画だった。共感出来て楽しい映画。窪塚洋介は上手い!。将来有望だね。
ソード・フィッシュ ☆☆☆ この映画はテロを予測して作られたのか????。あまりにもタイムリーでびっくり。しかしトラボルタは雰囲気あっていいねー。
キャッツ&ドッグス ☆、5 どちらかというと猫党のわしには猫が完全に悪役というのは納得できませんな。
ブリジット・ジョーンズの日記 ☆☆☆ かわいらしい恋愛映画だった。安心して観れていいねこの手の映画は。カップルにお勧め?!。
キス・オブ・ザ・ドラゴン ☆☆☆☆
、1
「レオン」と「北斗の拳」をたして2で割ったような話だがいい。ものすごくいい。ジェット・リーのアクションは凄すぎる。さすが本物の武術者。でも僕にとってはリー・リンチェイの名前の方がピンと来るな。今回気付いたんだけど、ジェット・リーはサンフレッチェ広島の森保に極似!!。ちょっと笑った。内容からかなりかけ離れた寸評になっているが、とにかく観て下さい。「レオン」、「ベッソン」の好きな人じゃなくても絶対楽しめる。映画館で観るべし!!。
ジュラシック・パークV ☆☆☆ 十分楽しめた。前振りも気が利いているし、安心して見れるパニック映画(?)って感じでした。面白かった。
パール・ハーバー 0、5 こんな映画にスペースをさくのもばかばかしい。「早く終わらんかの〜。長いの〜。」ばかり思ってみた映画も珍しい。くそ映画とはこのことだ…。ただジョシュ・ハーネットという役者だけはいい。演技もまずまずだし、ものすごいハンサム。今後に期待だね。
猿の惑星 ☆☆☆☆ この夏はこの作品で決まり!。文句なし面白かった。素材の使い方もうまいし、落とし方もこれ以上ないという志向の凝らし方。さすがティム・バートン。これは劇場で観ないと損するぞ〜!!。
赤影 ☆☆ 期待しすぎたかな…。でも面白かった。特にアクションシーンの描き方は非凡さを感じた。中野裕之監督の今後に期待。「サムライ・フィクション」見てない方。必見ですぞ。今回も布袋ちょこっとだけど出てた。しかも前作と同じ役柄で!!!。かんげき!!!!!。
A I 何じゃコリャ…。ジュード・ロウの演技に☆ひとつ。
なんでこうなる…。やっぱスピルバーグはダメだ。
千と千尋の神隠し ☆☆☆、7 楽しい楽しい映画だった。キャラクターのかわいいことかわいいこと。人間のエゴと良心について語られた映画だと思うんだけど、言いたいことをオブラートに包みすぎている気もするでも楽しい。この夏の必見ですな。
ハムナプトラ2 ☆☆ 特撮すごい。感心した。「お気楽極楽で良いんじゃない?」って感じの映画。
みんなのいえ ☆☆☆、7 三谷幸喜は職人が好きだね。絶妙な映画でした。とにかく人の心理をとらえるのがうまいし、観客のつぼも心得ている。おもしろい!。でもキャストはサービスしすぎ。「ラヂオの時間」とだぶった部分もあり、「ラヂオ…」を観ていた人はおまけ的な楽しみ方が出来る。この映画を気に入った人は是非三谷幸喜第一回監督作品「12人の優しい日本人」を観てみてください!。
ホタル ☆、5 この映画に関しては多くを語りたくない。あえて言うならもっといろいろなスタンスを並べることが出来たはず。スポンサーの利害が見え隠れするような気がして健さんの魅力半減…。残念…。
グリーン・フィッシュ 映画的な奇跡が全くない映画。超現実的というか…。雑さが目に付いて…。
JSA ☆☆☆ 話しは凄く良くて脚本なら「シュリ」よりも上でしょう。まとまりも良く、作品としてのクオリティーはかなり高い。でも、イ・ヨンエはかわいいだけで「ぽっぽや」の広末並みの演技しか出来ないし、この人が演じる理由がわからない。スイス人役の外人さんのへたくそさも耐え難い。いい映画なのにこんなマイナスポイントはないでしょう。興行成績を考えちゃったのかな?。ミスキャストだ。二匹目のドジョウっぽいところもいただけないところがあるな。でも、物寂しい物語を寂しいばかりで描いていないいい映画なんよ。是非観てください。って勧めてるんだか勧めてないんだか?。でもお勧めです!!。
トラフィック ☆☆☆☆
、2
いや〜面白かった。なんか人間の本質を見るというか爽快ではないけどなんとも良い。ベニチオ・デル・トロは惚れ惚れするほどかっこいいし、演技もいい。アカデミー賞獲ったのもうなずける。マイケル・ダグラスは言うまでもなく良い。全編色の使い方、カメラワークなど凝っててなともいい感じ。ラストシーンなんてもう…。
ムルデカ ☆、5 この手の映画にはずいぶん期待しているんだけど、ちょっとクオリティーの面で問題があるね。制作費もあまりなかったんだろうね。でもこういう社会に授業にはなかなか出てこない事実を取り扱うって良いね。もっともっとこの手の映画は出てきてほしい。「プライド」位のクオリティーで…。
ハンニバル ☆☆、8 しっかりした映画で前振りなんかもビシバシ決まっててなんて完成度の高い映画なんだと思った。「タブー」ということへの挑戦という主題もとってもいいけどいかんせんグロい…。そうゆうシーンわし苦手…。でもレベル高い…でも星数出せない…。
サトラレ ☆☆☆、7 いや〜。泣いた泣いた。とても前作が「スペーストラベラーズ」の監督が撮った映画とは思えないね。設定に無理があるような気がするけど、今の時代背景にとってもマッチしていて、なかなかタイムリーな映画だね。よくぞ医療ミス、インフォームドコンセントなどを背景にこんな脚本書けたものだ。関心関心!。しかし、この監督くまのぬいぐるみを自分のトレードマークにする気でいるね。これからこの監督が映画を撮ると必ず特徴的なくまのぬいぐるみが登場してくることでしょう。
ショコラ ☆☆☆、5 ラッセ・ハルストレム監督のチョコレートならチョコレート嫌いな三十郎でも食べれます。なんとも魅力的な映画だね。でも「ギルバート・グレイプ」、「サイダーハウス・ルール」ほどの衝撃はないな。物語は「ギルバート…」の逆パターンって感じだし、キャラクター、チョコレートの持つ意味合いも描き込み不足って気がする。それは監督への期待が高すぎたせいかな。でも間違いなく平均点以上はある映画だね。さすがって感じ!。
スターリングラード ☆☆☆、6 ジュード・ロウよりもエド・ハリスに魅せられたって感じ。存在感と演技力。凄いねこの人!。ボブ・ホスキンスも久々に観たが相変らずいい演技するね。脇役がひかりまくってる映画だったね。しかし緊迫感のある面白い映画だった。その中でもラブシーンの緊迫感といったら…。でもなぜかほっと出来てしまう映画。まあ観てみてください。映画は良かったんだけど、宝塚2って映画館は何なんだありゃ。そろそろ1800円払って入ってもいいと思うくらいに改装してくれ全く(怒っている)。
郡上一揆 0、5 これって何の為に作られたの?。作られた理由がわからない。あえて言うならたまたま自民党総裁選の真っ只中で見たから「民意を反映した政治を」という点で時勢にあっているのかもしれないがそれにしても…。
核のない21世紀を 評価しようがない。広島に籍を置くからには核へのスタンスは個々がしっかり持って考えて行かなければならない問題だと思う。たくさんの人に観てほしい。太平洋戦争を侵略戦争と言い切ってしまっているところには難あり。
ミート・ザ・ペアレンツ ☆☆、7 コメディー映画と分かっていて観に行くと無理して笑ったりしない?。この映画は自然に笑えたな。とても面白かった。ジェイ・ローチって監督なんだけど、どうも「オースティン・パワーズ」の監督みたいだね。どうりで笑える。「メリーに…」のベン・スティラーも良い味出してるね。この人将来有望だね。
キャスト・アウェイ ☆☆☆、8 「フォレスト・ガンプ2」とも取れる作品。随所に「ガンプ」との共通点があった。ロバート・ゼメキス&トム・ハンクスのコンビのはいいね。なんともいい映画でした。正直期待していなかった。ちょっと驚かされた。お勧めです。
スナッチ ☆☆☆、3 「ロックストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」っていうとんでもなく面白い映画を撮ったガイ・リッチー監督作品。今回もホント楽しい!。ブラピは「ファイト・クラブ」とダブっちゃうところはあるけど文句なく楽しめるね。お勧め!。
リトル・ダンサー ☆☆☆☆
、4
いやー。これはよかった。これくらいの作品が年の始め頃にあったら点つけるの困っちゃうよね。とにかくとんでもなくいいから早く映画館に観に行きましょう。
ふたりの男とひとりの女 ☆、5 こんな映画も必要でしょう。これを観たらなんだかハッピーな気分になりました。
ペイ・フォワード ☆☆☆、7 なんともせつない話だった。えらく泣いてしまった。「フィールド・オブ・ドリームス」を観た後のような感覚があった。しかし何場面かつくりが雑で気になるシーンがあったな…残念。でもお勧め!。
BROTHER ☆☆☆、5 さすが北野武。「HANA-BI」よりこっちの方が出来が良いような気がする。心臓の弱い人にはお勧めできないけど…凄いよ。観とくべきだね。日本版「俺たちに明日はない」って感じ。加藤雅也っていい俳優だなー。
ダンサー・イン・ザ・ダーク ☆☆☆ ラース・フォン・トリアー監督の前作「奇跡の海」と展開がほとんど同じだったので、期待していたほどではなかったけどせつない。泣けた。ミュージカルの手法を取り入れているのはなかなかのもの。そして、ジャン・マルク・バール(「グランブルー」の主人公)が見れて幸せだった。しかし、ビョークって人は僕の先輩の亀居さんって方にそっくり!。たまげた。
13デイズ ☆☆ 今だから描けるってものがあるのだろうけど、いかんせん「キューバ危機」は日本人が危機感をもってみるのはなかなか難しいと思うし、古いよね。ケビン・コスナーはこういう感じで映画に出た方がだぜん良いね。
グリンチ ☆、5 これを観ていて「三人のゴースト」と「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」と「シザーハンズ」を思い出した。この三つの作品には遠く及ばないけどね。
ダイナソー ☆☆ 映像には目を見張るものがあるね。ストーリーにはこだわらず楽しもう!。


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