三十郎　一刀両断２
2010
拙者が2010年に観た映画の五段階評価でござる。
毎年の目標５0本を観れなかった年でござった。。。
でも・・・あまり良質なものには恵まれなかったかな。

三十郎ベスト３　２０１０
ベスト３の下に２０１０年に観た映画の評価を載せています。

タ　イ　ト　ル 星　数 コ　メ　ン　ト

１

２

３

まさかわしのベスト３にハリウッド映画が２本入っているなんて・・・奇跡じゃ！

三十郎ラズベリー
２０１０年に観た最低映画です。

タ　イ　ト　ル 星　数 コ　メ　ン　ト

　２０１０年に観た作品　

タ　イ　ト　ル	星　数	コ　メ　ン　ト
ぼくはうみがみたくなりました		この２本は自閉症の方が登場する映画です。あえて評価はしませんが、啓発の上でとてもいい映画だったと思います。　興味のある方はDVDなどで是非観られてみてくださいね。
星の国から孫ふたり
トロン：レガシー	☆☆☆、８	映像が凄かった。ネタバレになるのであまり深く触れませんが、そのこだわりぶりは現実世界とコンピューター世界の描き方・・・凄いです。　物語りも現世界とバーチャル環境との闘いで現代に物凄くインパクトがあって問いかけてきます。まるで２５年くらい前の映画のリメイクとは思えないほどです。是非見てください！！・・・でも３Dの必要性はあったのかな？？？・・・そこが残念。。。
武士の家計簿	☆☆☆☆	チャンバラなしの時代劇って？・・・って思ったけど、大好きな森田芳光監督映画だったので見に行ったらこれがなんと。。。すばらしかった。正直「こういう切り口もあったか」・・・と感動しました。さすが天才監督！！！これは是非みられてください。家族を深く深く描いてあります。また「家族ゲーム」が見たくなってしまいまいた。
ＳＰＡＣＥＢＡＴＴＬＥＳＨＩＰヤマト	☆☆、９	僕の知っているヤマト１・２をたしたような話だった。ファンにはたまらないけど、初めて見る人にはどうなんだろう？・・映像は凄かったけど、ヤッパリ凄い映像にはお金がかかるんだろうね～・・・これが最小限だったのが残念すぎる。でも、「アルマゲドン」が実はヤマト風だったことがわかったことが今回の最大の成果か？！でも面白かったよ～♪・・・マイコさん・・美しすぎる。うっとり。
ＳＰ　-野望篇-	☆☆☆☆、２	面白かった！！・・岡田君の大ファンの僕としては演技を堪能出来てこれまた幸せな上に、これだけのストーリーになっていて、続編に期待が持てるとあればもうこの上なかった。また、堤真一氏の演技もまた良すぎる！！！この天才は何でも出来るんだね～。超贔屓の２人の演技合戦に大満足。ただしＳＰとしてあれだけ表に出ることはありえないだろうけど、そこは映画だから許すということで！！・・ドラマも観てみたくなった♪
桜田門外ノ変	☆☆	一つの事件の背景を丁寧に描いているのだろうけど、エンターテイメントとしてはどうなんだろう？？？大沢さんのスター映画に仕上げる理由が見当たらない。ただ、当氏の演技は本当に凄く良かった。・・・が。
十三人の刺客	☆☆	猟奇的過ぎて気持悪過ぎるし、エンターテイメントとして、「七人の侍」をモチーフにしたのはわかるが、リアリティーと非現実的描写の差がありすぎて、我に戻ってしまう。残念だ。
海猿３ THE LAST MESSAGE	☆☆☆☆	エンターテイメントたるやかくあるべし。と言う感じで、観ていて安心感のある次から次におこるピンチなんだけど、それでもとても楽しませてもらえた。また、３Ｄで巨大なプラントを目の前にした時には、その実感に恐ろしさを覚えたし、水の中の３Ｄ映像はまさに人間が水中に浮いていてその美しさが物凄かった！！・・やっと３Ｄである理由がある作品の２作目に出会った。
悪人	☆☆	とにかく長くてしまりがない。登場人物のキャラクターが定まりきっていないような気がして、どうも感情移入が出来にくかった。・・・でも！！・・深津絵里さんと妻夫木聡氏の演技は圧巻！！２面性の描写は凄かったかも。・・でもヤッパリまとまりが悪いって。
ＢＥＣＫ	☆☆☆、７	ハロルド作石氏のマンガが原作でなかったら、まず観ていなかっただろうが、アイドル映画の枠を超えた出来に感動。想像力で魅せる歌声はさすがと唸った。たまたま集まったのが欠かすことの出来ないピースどうしだったらどんなに幸福だろうと思ってラストを迎えた。
カラフル	☆☆☆☆	ＣＧアニメだったんだけど、画像の美しさたるや！！また、ストーリーも、ひねってあってとても考えさせられると言うか、家族の絆についてとても考えさせられたし、生死についても深かったように思った。ただし、死後の概念は現世の概念が入りすぎていて、描き方に疑問を感じたが、映像で作るうえでは仕方なかったことなのだろうと理解した。凄く良かった。・・さすがジャパニメーション・・ここにあり♪
借りぐらしのアリエッティー	☆	何のために作ったんだろうね？この映画・・でも「ｹﾞﾄﾞ戦記」よりもましだったけど。観る価値なし。
インセプション	☆☆☆	面白かったけど、必然性がやはり感じられず、リアリティーにかけるというか。。。その点残念だったけど、やっぱり「ダークナイト」で手腕を発揮したクリストファー・ノーラン監督の映画作りはやはり確かで、それで居ても深いところがあってよかった。・・・しかしもう少し時間を短く出来ないだろうか。。。
トイストーリー３	☆☆☆、６	トイストーリーは「２」があまりに酷かったので、もう終わった話だと思っていたけれど、、、これは良かった。「おもちゃと人とのかかわり」を絶妙に描いてあったし、出会いとわかれ・・・３Dメガネが曇るほど・・・泣けた泣けた。でもヤッパリ、３Dの必然性を感じる映画ではなかった。とりあえず人生で３D映画である必然性を感じたのは「アリス・イン・ワンダーランド」のみ。そしてトイストーリーは続く♪・・めでたし。
必死剣　鳥刺し	☆☆	時代劇流行で、いいんだけど、大衆にこびたような艶っぽい話であってほしくなかったというか。。。吉川晃司氏の演技がすばらしく、またトヨエツもしかりで・・もったいない。
ＦＬＯＷＥＲＳ	☆☆☆☆、３	男の僕が観てこれだけ良かったのだから、女性が観たのならばもっとグッと来るはず。命を繋ぐ話なのはもうわかったことだけど、その上でいろいろの生の形がスクリーンで繰り広げられる・・ホント良かった。ただ、あれまで昭和チックを強調しなければならないのかな～？？っていうのはあったかな？！でもそれを差し引いても・・女性には響くはず。是非！！
告白	☆☆☆☆、１	これは凄かった。観ない方がいいですが、質はなかなかです。その証拠に、観て2週間・・落ち込んでいます。本当に巧みな映画でラストシーンなんて演出が凄すぎる！！・・けど、ネタばれになるから言えない、、、でも言いたい！！皆さん見てください！！そして一緒に落ち込みましょう。
孤高のメス	☆☆、７	さすがの堤真一氏の演技に大満足！！・・でしたが、それ以外はすべて想像できる話で、もう一ひねりほしかったというのが率直なところです。
座頭市　THE LAST	☆☆☆	思ったより、含みの多い考えさせられる映画で面白かった。続編が出るんだろうね。なんでラストなんだろう？？やっぱり香取君では・・・役不足だったけど、一生懸命は伝わってきて良かった。　座頭市を日本で演じられるのは勝伸とビートたけしだけだと実感した映画でもあった。でも、バイオレンスがひどくて多くの人は観られないかも。
ＲＡＩＬＷＡＹＳ４９歳で電車の運転士になった男の物語	☆☆☆☆	もちろん僕の郷土の話なので、＋α入った点数になっていますが、本当に丁寧な映画で、家族のあり方や、故郷のことを思って嗚咽するほど泣きました。お勧めです。
ボックス！	☆☆	市原隼人が出る映画って何で何でこんなにいい雰囲気で進むんだろう。だからこの俳優の映画は観てしまう。話し自体はありがちだったけど、エンターテイメントとしてはとても面白かった。なにより・・・ヤッパリ自分の為だけでないという考え方はいいし、ラストなんていい意味で期待を裏切っていて本当に面白かった。でもまぁあまりポイントはあげないけどね。
劇場版トリック３霊能力者バトルロイヤル	☆☆	堤幸彦監督映画はカスタネットみたいに当たって、外れて、当たって、外れて・・で・・今回「外れ」の番なので、今回は外れです。。。。面白くて、大笑いしたけど、作品として雑すぎるし、命が軽すぎる。。。人をそう簡単に殺してほしくない。残念・・・でも、ドラマと前劇場作品も観てみようかなと思った。
アリス・イン・ワンダーランド	☆☆☆	３Ｄ映画でこの映画の登場キャラクター「チシャ猫」以上にこの効果があって良かったと思ったことはなかった。これは３Ｄ映画の快挙だね。ティム・バートン監督の手腕って本当に凄いと思ったし、ジョニー・デップ氏の演技もヤッパリ良かった！！！こういう必然性のある３Ｄ画像ならドンドン作ってほしい。しかし「ナイトメァー・ビフォー・クリスマス」の監督ってバートン氏ではないことを最近知ったもぐりの三十郎なのでありました。
てぃだかんかん海とサンゴの小さな奇跡	☆☆、３	面白いんだけどね～。実話の奇跡の映画化って「旭山動物園」もそうだったけど、どうしても現実味が離れなくて奇跡と思いにくいんだよね。。。でも松雪さんと岡村さんの演技は良かった！！それを観るだけでも見る価値アリかな！！
ダーリンは外国人	☆☆、４	途中までのテンションで終わりまで走ってくれたら本当に面白い映画なんだけどな～。。。文化の違いからの悩みの部分が長すぎて重すぎる。しかし漫画は面白い！！是非今度読んでみよう♪
シャーロック・ホームズ	☆☆、５	こんな武藤派なシャーロック・ホームズは初めてで、新鮮だったことと、ロバート・ダウニー・Ｊｒ．氏とジュード・ロウ氏の演技合戦が観られたのは幸せだったけど、話が想像を超えていなかったので、ドキドキ感はなかったかな。平均点は十分ある！・・楽しかった！でもやっぱりシャーロック映画だったら「ヤング・シャーロック」が一番好きかな～♪・・・こちら是非ごらんあれ♪
超劇場版ケロロ軍曹５誕生！究極ケロロ奇跡の時空島であります！！	☆☆☆	いや～面白かった。仕事で観たんだけど、ケロロってこんなに面白いんですね～。感動したし、話もしっかりしていてびっくり！！これがジャパニメーションの底力かと思った！！笑った笑った。。。これからケロロは積極的に観ることにしよう♪
ハート・ロッカー	☆☆☆☆	これはオスカー作品としては良かった。戦場でしか活き活きと生きられない男。現代が産んだ職業軍人の話で、唸る物があった。久々にハリウッドの社会作品でヒットだった。
ドラえもん２０１０のび太の人魚代海戦	☆☆	うーん。。。まぁこんなもんか。。。子どもが喜んだからよしとするか・・・。
猿ロック　THE MOVIE	☆	勢いだけで作っちゃったんだね～・・・つながってないよ。僕はほとんど俳優で映画を観ることはないけど、市原隼人君はべつ。彼の出る映画はアットホームな感じでとてもいいことが多いからなんだけど、今回だけはダメ。いくら日本映画の景気がいいからって・・・・もっと練ってください。
食堂かたつむり	☆	雑な映画だった。面白いけど、奇跡が起こるけど想像の範囲を超えないのには意外性がなくてちょっとしらけた。あと、演技の出来る人もいるのに、効果的な演技を引き出せていないのもちょっと残念でならない残念な映画だった。
インビクタス　負けざる者たち	☆☆☆☆	思春期にアーティスト・ユナイテッド・アゲインスト・アパルトヘイト「サンシティ」を真剣に聴いて、考えた僕には、ネルソン・マンデラという人物を真ん中に扱ったこの作品には反応せずにはいられない感じです。人間は考える葦である。感情に左右されることは修行の足りない証だ。怒りや思い込み、決め込みに支配されず、いつでも最も大切なものを見失わずに生きて生きたいものです。モーガン・フリーマン氏、マット・デイモン氏。最高の演技です。また「ドライビング・Ｍｉｓｓ．デイジー」、「グッド・ウィル・ハンティング」を見直したくなりました。
おとうと	☆☆☆、３	山田洋二監督のセンチメンタリズムが好きな方にはお勧めです。作品のパターンとしては山田監督の以前の物と同じに思えてあまり好感が持てなかったのだけれども、出演者の力でカバーしている作品かな？でももちろん平均以上はあるし、まとまりもドラマもとてもいい！お勧めですよ！
ラブリー・ボーン	☆☆☆☆	最近はハリウッドの逆襲かと思われるほど良質な作品が多いような気がします。良かった。「死」を扱った作品なので、「ゴースト　ニューヨークの幻」的な作品かと思いきや・・・。超自然的な奇跡は最小限で、人間の精神的なつながりを大切にして、宗教的な背景もボーダーレスなようすでまさに映画中「死に向き合った」という感じでした。これもお勧めです！・・・でも悲しすぎるかもしれません。。。。
ゴールデン・スランバー	☆☆☆☆、２	「びっくりした！」予想以上の面白さだった。映画的な非現実性はあるものの、社会に対する警鐘や、人間の本質的なものに迫る喜びや悲しみが埋め込まれた作品だった。これは「生きること」に焦点をあてた傑作といえるかもしれない。お勧めです。
サロゲート	☆☆☆、２	髪のあるブルース・ウイルス氏には大爆笑してしまったけれども、最近ありがちなブルース・ウイルス氏のスター映画には仕上がっていなかったので入り込みやすかったし、昨今のバーチャルリアリティーに警鐘を鳴らしている点ではなかなか共感できる物があったので、ちょっと点を高くつけたし、面白かった。ヤッパリ生身の感覚を大切にしないといけないよね。
かいじゅうたちがいるところ	☆☆☆	娘と観に行ったのだけれども、あの原作の絵本にして、大人向きの内容にはびっくりした。ただ、深くてよかったけど、子ども連れで行った時、子どもはどう思うんだろう。いつか泣き出してしまうんじゃないかとヒヤヒヤしました。子ども向きではないのでご注意を。
秘密結社鷹の爪 THE MOVIE ３ http://鷹の爪.jpは永遠に	☆☆	うーん。大好きなんだけど、ヤッパリもうネタ切れっぽい気がする。。。次回に期待。でも島根贔屓はいいぞ～！もっと頑張って！！
キャピタリズムマネーは踊る	☆☆☆	この話が本当だとしたら、アメリカって何なんだ。これだけの不景気を世界中に巻き起こしておきながら、儲けた輩がいたとするとこの経済システムが確かに正しいとは思えない。もう資本主義は崩壊しているのかもね。次の工夫やスローライフを考えるべきかなと思った。
アバター	☆☆☆☆	本年一発目に・・。さすがジェームス・キャメロン監督作品。まずは映像で驚き・・・。ストーリーで唸らされ・・・。人間って地球にとってどういう存在なのでしょう。これで以後観る映画のハードルが高くなってしまったが・・新年早々上質な映画が観られたことは幸せ！皆さんも是非！超お勧めです！！

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