三十郎 一刀両断2
2014
拙者が2014年に観た映画の五段階評価でござる。
今年は久々に年間劇場観賞本数50本を観れたっっ!!
当たりが多かったわけではないけど、心に残る作品が多目にあった年でござった♪
三十郎ベスト 3 2014
観た時の評価とは別に、思い返してみての年間ベスト3です。
下に2014年に観た映画の評価を載せています。
タ イ ト ル | 星 数 | コ メ ン ト | |
1 | ウッジョブ | ☆☆☆☆.1 | 移り変わりの早い現代、どう生きていることを実感するか。確かに満足感って臭いや感触の多い実感できるものの方が多いんですよね。そのあたり損しているのかな。 |
2 | インターステラー | ☆☆☆☆.4 | 時間の流れや自分の寿命。それ以上に地球について考えさせられる傑作でした。久々に傑作といえるSFを観た気がしました。。 |
3 | ラジオの恋 | ☆☆☆☆☆ | 僕にはラジオの愛があるので、そりゃぁ当然♪ |
3 | STAND BY ME ドラえもん | ☆☆☆☆ | ドラえもんの傑作が詰まった泣ける泣ける物語はやっぱり外せません。ドラえもんに夢を見せてもらった少年期を過ごした身としては秀逸に感じました。 |
三十郎ラズベリー
2014年に観た最低映画です。
タ イ ト ル | 星 数 | コ メ ン ト | |
モンスターズ | ☆ | 繋がりが悪すぎて、途中変なサービスカットなどもあって、気持ち悪い気持ち悪い。何の為にこの作品を作ったのか?娯楽ならば趣味が悪すぎると思った。 |
タ イ ト ル | 星 数 | コ メ ン ト |
ゴーン・ガール | ☆☆☆.8 | 寸評するだけでネタバレになりそうなので、何も書けない。。でも優れたスリラーであることは間違いない。自分がベン・アフレック氏が演じる男だったとすると 恐ろし過ぎるとだけ言わせてください。その体の芯からの恐怖に触れる映画です。傑作なのでしょう。デヴィッド・フィンチャー監督映画はほぼ見ているけれども、どれも恐ろしいけど、今回のが間違いなく一番。心から恐ろしい。思い返すだけで「人が一番恐ろしい」という感情が襲います。。。。 でも、一番びっくりしたのは「アルゴ」でも思ったけど、あのハンサムの代名詞だったベン・アフレック氏のおっさん加減だった。「パルプ・フィクション」で久々にジョン・トラボルタ氏を見た時の衝撃に似ていたな。 |
MIRACLE デビクロくんの恋と魔法 |
☆☆☆ | 「ジョゼと虎と魚たち」の大好きな犬童一心監督の映画でなければ、きっと10分観て最後までの展開が解る映画は観ないけど、やっぱり犬童監督だから。このテーマにして、ハードルは下げていない丁寧な作りの映画でした。たまにはこういうのもいいなぁと思いました。 しかし、相葉ちゃんの演技がこんなにいいとは思わなかった!!!感激してしまいました。そして榮倉奈々さんはいま最も僕が好きな女優さんなのでやっぱり恋をしてしまいました(笑) |
インターステイラー | ☆☆☆☆.4 | 理論が難しすぎて途中「最後までついて行けるのだろうか??」と不安になったけど、これは傑作だわ。多分SFでは「ブレードランナー」「惑星ソラリス」と並んだ観終わった後の「また数年ごとにこの映画は観るのだろう」と思える映画でした。流石同じようにそういう気分になる「ダークナイト」の監督のクリストファー・ノーラン監督の映画です。 時空を超えた愛。時空を超えた面白さのこの傑作に多くの人が触れてほしい。そして、ラストが大好きなんです。 |
うまれる ずっと、いっしょ。 | 久しぶりにドキュメンタリー映画を観ました。この作品については評価を入れません。 3家族を通して語られる命のつながりに、場所を異にしてほぼ同音で語られる言葉。 感動しちゃいました。脳がいたくなるほど泣いてしまいました。 |
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寄生獣 | ☆☆☆ | 大学時代から「この漫画は面白い!」と多くの人から伝えられながら、読めず。最近まんが図書館に行くようになっても、人気で1冊さえいつも残っていない。どなたか貸してくれませんか?・・・なので原作と比べてどうなのかは解らないのですが、猟奇的なものが苦手な僕でも面白かった!!異文化コミュニケーションというか、それだけにあらぬ人間と同じ考え方の多様性に惑わされ続ける劇の時間でした。面白かった。 一作で完結だと思っていたけど、完結編が来年4月ということでこれまた驚いた。でも楽しみに待ちましょう。 しかし染谷将太さん、橋本愛さんは本当にええわ。これからの日本映画をきっと背負って立つ中の二人なんだろうな。 最後に、高倉健さんと菅原文太さんのご冥福をお祈りいたします。 |
想いのこし。 | ☆☆☆.6 | 平川雄一朗監督は「そのときは彼によろしく」「ツナグ」の監督さんなので、好みです。今回は生死にかかわる題材なので、泣いてしまうことは必至なのですが、まぁ笑って泣きました。笑いの要素が強かったのは本当に快挙ですね。 演出上の問題か、話上の問題かは解りませんが、やや「?」の残る展開は気になりますが、それでも原田的には、かなり良かったと思います。 登場人物がブレないのが何より良かったです。岡田将生さんは悪いけど、それがブレナイのがいい。人間ってそう簡単には変わらないですからね。それをリアルに描いてあるような気がして凄く心地良かったです。 泣きたい気分の方は前作「ツナグ」も相当泣けますが、これもかなりの物です。お勧めですよ。 |
紙の月 | ☆☆☆ | 「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」、「桐島、部活やめるってよ。」の吉田大八監督の作品なので、ただ事ではないであろうと思っていましたが、描写に臨場感があり過ぎて宮沢りえさんは女性なのに、男性の僕が感情移入し過ぎてそうとう疲れました。 でも、この余韻はやはり秀作以上のクオリティーです。ラストのシーンでは救われたとも、救われていないとも。。。とにかく確かに何がリアルで、何が作りものなのかということは考えてしまう映画でした。 「桐島、部活やめるってよ。」は大好きで、橋本愛さんの出世作でもあり、また観返したくなりました。 |
トワイライト ささらさや | ☆☆☆.8 | 深川栄洋監督って「神様のカルテ」の監督さんなんだ。作りが好きなはずだ〜。「水曜どうでしょう」ファンとしては、普段は監督で映画を選びますが、大泉洋さん出演の物は別です。観て出来がいいので監督を調べるとやっぱりでした。 やや不可解な演出がありますが、日本版「ゴースト 〜ささらのまぼろし〜」って感じです。基本コメディー映画なので沢山笑ったけど、やはり主題は「生きて行くこと、生まれてくること、死んで行くこと」・・・おおいに泣かせてもらったし、映画としても変に予定調和するわけでもなく、変に見る側に媚びていません。とてもとてもいいエンターテイメント映画でした!これはお勧めです。是非!!原作もいいんだろうなぁ。・・・しかし久々の「くるくるパーマ」には大笑いさせてもらいました。 |
小野寺の弟・小野寺の姉 | ☆☆☆ | キャストを見ただけでは絶対観なかっただろうけど、「ガチ☆ボーイ」の西田征史監督と知り、これは観なければと見ました。「映画 怪物くん」も相当面白かったし!! 作品自体長回しが多くて演技で魅せる。そして拘りなのだろうか、話のつじつまが丁寧に会うように作ってあって、非の打ちどころがない仕上がりでした。 万民うけするかというと、どうかな??というところで少し、ハードルが高いかなと思い得点を完全に高くはし切りませんでしたが、これは観て共感共感大共感してもらいたい映画です!!是非!!! |
まほろ駅前狂騒曲 | ☆☆☆.8 | 前作「まほろ駅前多田便利軒」は相当良かったので「裏切られなかったらいいけど」・・・と思って行ったんだけど。なんと同じぐらい良かった。 やっぱりっずっと観ていたいという2人でした。周りを固める俳優陣もまぁ凄いし、さりげないというより、もう日常ですね。大森立嗣監督が凄いのか、原作者の三浦しをんさんが凄いのか。大森立嗣監督は評判高い「さよなら渓谷」の監督さんなんですね〜。感激しちゃった。とにかく観て下さい。温かくなります。 そして、もう日本の映画音楽界に「くるり」は欠かせませんね。「ジョゼと虎と魚たち」の「ハイウェイ」・「天然コケッコー」の「言葉はさんかく、こころは四角」・前作の「キャメル」・・・今回の作品も。最高です!!! |
ふしぎな岬の物語 | ☆☆☆ | 正直吉永小百合さん出演の映画はどうしても小百合さんのスター映画になってしまうので、敬遠しようと思っていた映画ですが、なんと監督さんが「ミッドナイト・イーグル」「築地魚河岸三代目」「八日目の蝉」「聯合艦隊司令長官 山本五十六」を撮った超大好きなフィルモグラフィーを持つ監督さんだったので、思い直して観ました。 確かにスター映画になっているし、「二十日鼠と人間」だったり、「かもめ食堂」だったり、「ニュー・シネマ・パラダイス」だったりの影響が見えるような気がする「オリジナル??」と疑問符が付くところもありますが、オマージュと捉えてみました。でも日本人の本質をつく良作で、まぁいたるところで泣けたし、笑えました。お勧めですね。 しかし、阿部寛さんの演技は秀逸でした。もうこの方は日本の映像作品には欠かせない存在となりましたね。ついでに「テルマエ・ロマエ」へのオマージュもあったな(笑) |
荒野はつらいよ 〜アリゾナより愛をこめて〜 |
☆☆.2 | tedの時と同じく、遠慮がなくて大笑いさせてもらったわ〜。安心な娯楽作だけど、毒が効いていてR15は当然(笑) モニュメントバレーをはじめ西部劇・・・特に近代の物へのオマージュが入っていてニンマリとさせてもらいました。 リーアム・ニーソン氏の悪役ぶりとケツに会えたのは最高でした。 あぁ笑った笑った!!!・・でもお勧めじゃないからね。・・・いい意味で(笑)(笑) |
蜩ノ記 | ☆☆☆☆.1 | 今年のキネマ旬報の年間邦画No.1はきっとこれで決まりでしょう。 重厚な絵には奥行きを感じ、スクリーンを観ているだけで心落ち着く思いでした。また、義に生き、それでいて運命に翻弄されつつも抗わない。そして「義を見てせざるは勇無きなり」その通りだと思う。忘れてはならない。 流石黒澤監督の弟子の小泉堯史監督。動の黒澤監督に対して、静の小泉監督・・・流石です。 |
柘榴坂の仇討 | ☆☆.6 | この時代の変化が早くなった昨今に「人間自体は変わったのか?」「日本人の気概は本当に失われたのか?」と問われているような気分になる映画でした。 また、浅田次郎さん原作ということで、やはり「男女」のこともしっかり描かれていて、なんだか内助の功に反省をしてしまったりしました。 |
舞妓はレディ | ☆☆☆☆ | 周防正行監督映画なので、観ないわけにはいかないのです。喜劇としては「舞妓Haaaan!!!」でこの世界はかなり描かれたので、同じ題材では。。。と思ったのですが、やはりそこは周防監督。舞妓さんを通して、日本の文化に広くつなげて行くこの描き方。間の世界も絶妙に描かれていて、「おくりびと」よりも日本の形式美をさりげなく感じたように思いました。「シャル・ウィ・・・」までの作風を期待しましたが、そう来たかという感じでそういう意味でも楽しめました。 そして、周防組オールスターに会える幸せ。 「プリティー・ウーマン」を25年前に観た時にも思った「『マイ・フェア・レディ』を観とかないかんな〜」を今度こそは実践せんといかんことになりました(笑) お勧めです。 |
フライト・ゲーム | ☆☆☆ | 密室物は成功作品が多いからということと、大好きなリーアム・ニーソンさん出演なので観ました。クアイ=ガン=ジンにはスターウォーズマニアとしては会いたいでしょ〜♪ アイルランド系の方で、ニール・ジョーダン監督作品の常連なので、IRAのことも出て来て、そういうリスペクトもあって良かった。 作品自体もう娯楽作にびっくりさせられることはそうないけど(でもアメージングスパイダーマン2には度肝を抜かれたな。。)、達成感・幸福感にも包まれてなかなか良かったですよ。時間も100分くらいと丁度いいのでちょっとドキドキ体験をしたい方にはお勧めです。 |
イン・ザ・ヒーロー | ☆☆☆☆.5 | 笑ったぞ〜。泣いたぞ〜。。心に染み入ったぞ〜!!!! ブルース・リー、ジャッキー・チェン・・・「ロッキー」「蒲田行進曲」にまで及ぶアクションへのオマージュといわゆる「裏方さん」への感謝に溢れて、心地良くてずっと観て居たい気分でした。それでいて娯楽映画としての質も高く、現場の雰囲気の良さがスクリーンからあふれ出ているようでした。同じように思ったのは三谷幸喜監督の「マジック・アワー」もだったけど、それ以上でした。和久井映見さんマーベラス!!! 清々しく、また、「パワーを私にっっっ」と思っている方!!是非ご覧ください!!凄く凄くお勧めです。 |
ルーシー | ☆☆☆ | まず、なんでユニバーサルなのさ、ゴーモンでベッソンはあってほしい。ただ、久々のリュック・ベッソン監督&エリック・セラ音楽を聴けたのはこの上ない喜びだった。でも正直「ジャンヌ・ダルク」以降のベッソンの「仮説的映画作風」は初期から「レオン」が好きな者にとってはちょっと求めていた物が違うといった気分の、リュック・ベッソン監督大好き海老家三太郎なのでありました。「サブウェイ」の雰囲気をもう一度味わいたいし、オープニングはやっぱり「フィフス・エレメント」の時までみたいに画面が流れてほしいと思うのでありました。 しかし相変わらず映像の美しさは世界1!!!そしてテンポの良さは「TAXY」なみ!!やっぱり天才ベッソン健在なんですね。また「グランブルー」を近々僕は見ることでしょう♪♪ |
STAND BY ME ドラえもん | ☆☆☆☆ | 息子・娘と観てこれは良かったし笑ったし、泣いた泣いた!! コミックの傑作選のような形で、これで感動・涙しない人はいないのでは?3DCGも美しく、立体感があり、また、空を飛ぶことも多いので3Dである理由が感じられない映画ばかりの中で久々にその必然性を感じる映画を観ました。 色々な意味でドラえもんを愛する人、子どもの頃ワクワクさせられた人、今子どもで夢中な子・・・いろいろな人に観てほしい!!!! |
幕末高校生 | ☆ | 石原さとみさんに会えたこと、柄本親子に会えたことが嬉しいだけの映画でした。 これを映画化する必要がどこにあったのか??? どうでもいい映画です。 |
ゴジラ | ☆ | 現実味がないことと、理論に納得できないこと。そして、現段階で日本をこの設定にすることのデリカシーのなさにあきれました。 映像の美しさと、ゴジラに会えた分だけの得点です。 1作目のゴジラに失礼でしょう。 |
オール・ユー・ニード・イズ・キル | ☆☆☆.5 | 最近漫画原作作品でいけている物がなかったので、期待せずに観たんだけど、まぁ緊迫感といいドキドキさせられたわ。 そりゃぁ映画的な都合がいいところはあるけど、それを差し引いても緊迫感の持たせ方とその都度初対面だったりする人との距離の描き方が絶妙でまぁ素晴らしいSFに仕上がっていました。演出上も抜群!!! これは久々に観てもいいハリウッド映画でっせ♪・・・お勧めです!!! |
渇き。 | ☆☆☆.2 | 流石「告白」の中島哲也監督。万民に受ける映画かというと、絶対そうではないけど、「冷たい熱帯魚」までの嫌悪感の上に成り立つ映画でもない。 「告白」に続き人間の「親子」という繋がりを軸に、「信じている」「信じられない」「うちの子に限って」のアンビバレントな感情をこの上なく描き上げた上で、人間一人一人の本性の変わらなさを何とも言えず描き上げてありました。決してお勧めではないのですが、よく出来た作品であることは確かです。覚悟がある方にはお勧めです。 |
攻殻機動隊ARISE border:3 | ☆☆.7 | 「トランセンデンス」を観た後に観たので、電脳映画はしごでした(笑) やっと大好きなあのチームが体をなしてきたので、わくわくしてなりません。前作までみたいにやたらと難解に故意に作っているようなところもなくて、とても楽しめました。何よりトグサの活躍が多いのは嬉しいですわ〜。これからどうなるんだろう。でも行く先は知っているけど。。。それでも楽しめるこの映画ええわ〜。草薙素子がだんだん大人の女性になってきているのもいい。 |
トランセンデンス | ☆☆ | 普段は監督にこだわって映画は観に行くんだけど、ジョニー・デップ氏が出ている場合はどうしても俳優で観に行ってしまう。 ネットやAIの話で面白いし、興味深く、またHALのように恐ろしいけど、やっぱりハリウッドって感じかな。 人間は性善説でありたいものですね。 |
円卓 こっこ、ひとなつのイマジン |
☆☆ | 面白いんだけど、途中から難しい方向に行きすぎて眠たかった。 もっとテンポよく面白おかしく深く作れたような気がするけどな〜。 原作がいいんだろうなぁ。 |
超高速!参勤交代 | ☆☆☆ | これは面白かったぞ〜♪ コメディー映画として時代考証は置いておかないといけないところはあるけど、時代劇としてお金もかかっているし、愛のある映画だと思った。福島への愛も。 前振りもさりげなく、でもすべてを拾って行く感じでよく出来ていた。この画面からあふれる楽しそうな雰囲気は現場も良かったんだろうなぁ。・・しかし西村雅彦さんが落ち武者風で登場は大爆笑してしまった。今でも思い出すだけで・・プププ。。。 幸せな気分になりたい方は絶対観るべし♪ 絶対おすすめ!おすすめ!! |
春を背負って | ☆☆☆.2 | 描き方としては古い手法が粋でいいと思いました。舞台の山の上は僕らには「非日常」に感じる場所ですが、そこでの日常から人の営みをシンプルに美しい自然の中に溶け込ませてその空気感まで撮った映画に見えました。 これは癒しに、今に自分を見つめるという意味でも観られることをお勧めします♪ |
万能鑑定士Q モナリザの瞳 | ☆ | 万能鑑定士:凜田莉子という綾瀬はるかさん演じるキャラクターの魅力は十分なんだけど、やっぱり「映画」にするには突っ込みどころ満載過ぎて感情移入できんかった。緊迫感も足りんしね。松坂桃李さんも「ツナグ」以来ファンなんだけど、なんだかなぁ。 ルーブルロケがあったのかな?そういう意味では映画でしかなかなか出来にくい企画だったか?・・・「アマルフィー」などと同じくらいの3流作品ですな。残念。 |
モンスターズ | ☆ | なんだかな〜。。。正直突っ込みどころ満載過ぎて感情移入が無理です(笑)藤原竜也氏・山田孝之氏大好きという方にはミーハー的に楽しめるでしょう。ブレードランナー風はちょっと良かったぞ。個人的には石原さとみさん・松重豊さんが観れた幸せから☆1つ。まぁ観んでもいいどうでもいい感じ。藤井美菜さんは美しくてブレイクの予感。 |
オー!ファーザー | ☆ | 設定自体は4人父親が居るなんてこの上なく面白い!!!・・・でもそれだからこそ映画では環境の多様性の割に時間的にエピソードが足りない。。。ドラマ向きの題材だったかな。最高のキャスト、伊坂幸太郎氏の原作と揃っていたのに残念だ。でもまた「ゴールデンスランバー」と特に名作「重力ピエロ」を観直したくなりました。 やっぱり岡田将生さん目当ての女の子が多かったなぁ。 |
晴天の霹靂 | ☆☆☆.2 | 正直、劇団ひとり氏をみなおしちゃった。ちりばめられた種を一つ残らず素敵に成就させて行き、確かに涙あり、笑い有り。そして原作としては前作の「陰日向に咲く」で定評はあったからしっかりしているのだろうと思っていたけど、監督をやってこれほどまでのクオリティーとは恐れ入りましたね〜。・・・疑問に残る点はタイムパラドクスも含めていくつかあるけど、でもこの観賞後のこの心の温かさは観る価値があります。映画で駄作だった「陰日向・・」をひとりさんが撮ったらどうなったんだろうと心から思った。面白かった!!! |
ウッジョブ | ☆☆☆☆.1 | 友達が林業ということもあり、とても興味のある映画でした。「ウォーターボーイズ」の矢口史靖監督ということで、笑う準備万端で行ったけど、前作の「ハッピーフライト」があまりにも面白くなかったので、その点「笑えるのか?!」と疑心暗鬼で行きましたが、こりゃぁ相当笑わせてもらって、泣かせても貰いました。しかもノーCGということでカメラの前の緊張感も伝わり、また高所の恐怖も伝わり(笑) 描き込み方としてはやや足りないところがあるような気もするけど、その深入りしすぎないスタンスもかなりいいなと思いました。 これはこれはお勧めでっせ♪ 原作が「舟を編む」の三浦しをんさんだからっていうのも秀作の一因でしょう。空気感の伝わる清々しい映画です!! どうしても観たくなって、2回目を観に行きましたが、全く飽きず。1回目に観た時にやや展開が速いと思っていたところもそうでもなく、そうも感じず、逆に描き込みの深さを思い知りました。 これは僕の中での名作の1本になりましたね。評価も上方修正しました。素敵な映画です。 |
アメージング・スパイダーマン 2 | ☆☆.8 | 新シリーズ1作目があまりのつまらなさに「この先どうなるか?もう観まいか?!」と思っていたのですが、諸事情で観たら、ユーモア満点でまぁ笑えました。ヒーローヒーローしすぎているかと思えば、今までのアメリカンヒーローには考えられないような展開もあり、まぁいい意味で驚かされました。 長すぎる気もするけど、ラストシーンは思わず「立ち上がれ」って思っちゃうエンターテイメントはなかなかだったんじゃないかな! |
サンブンノイチ | ☆☆☆ | タランティーノ監督の名作「レザボアドッグス」をベースに繰り広げられる密室度の高いこの作品はまぁ面白かった。 演者のチョイスをやや間違っているのではないか??と思ってしまう場面があるのは残念なんだけど、そこは吉本だからね。 しかし品川監督は底知れないな。前作の「漫才ギャング」も最高だったけどややテンポが悪くて、ここだけは改善の余地があるなと思ったんだけど、この作品はそこもクリアーしていたな〜♪面白かった!!お勧めです!!! そして映画愛が心地いい!! 最後に・・・「GO」以来の会心演技に見えた窪塚洋介氏の怪演は抜群でした!!!凄い!凄いぞー!!! |
白ゆき姫殺人事件 | ☆☆☆、6 | 現代のネット社会の恐ろしさを中心に人間の心の恐ろしさや、欲、自己防衛心。一線を軽々と超えてしまう人。だがしかし、そこを超えることは本質的に出来ない大多数。 上手く描かれていた。 怖いのがダメな人は無理なシーンもあるかもしれないけど、本当に優れた作品です。お勧めですね!! |
LIFE! | ☆☆☆ | 描き方が独特で自ら色々な場所にチャレンジした気持になるんだよね。爽快な映画だったし、心地よい達成感もあってストレスややりきれない時などに観たら最高なんだろうと思った! お勧めです!!! |
神様のカルテ2 | ☆☆☆ | やはり1がよかっただけに、今回もいいんだけど、キャラクターや主題が上手く使い切れていないように感じてしまう。 前作がよすぎただけなんだけどね〜。お勧めだけど、泣けるけど、やっぱり1が良かったなぁ。 |
それでも夜は明ける | ☆ | アカデミー賞らしい見え見えの社会啓発映画だった。 だからどうした。アメリカの懺悔映画なのか?懺悔をすれば許されることなのか?何のために作った映画なのか?賞を獲ることを目的として作った映画なのではないか? だとすれば賞に値しない。それを解って賞を与える方もよっぽどの物だ。商業主義と啓発を無条件で美化する今回のアカデミー賞だったようだ。残念だ。 「アメリカン・ハッスル」の方が内容的にも、音楽的にもずっと面白かった。 |
銀の匙 | ☆☆☆☆ | この作品は酪農や農業への愛に満ち溢れていてまぁ感動しました。境遇的に共感できるところもある学校での落ちこぼれ感もわしは体験して来たし、本当に心から頷くシーンが多い作品としっかりとした作りと、期待を外さない学園ドラマと娯楽性!素晴らしい!!! お勧めです!!!! しかしジャニーズなんだね。そして市川知宏さんは親友のトシケンそっくりでまぁ和んだ(笑) |
偉大なる、しゅららぼん | 0.5 | 佐野史郎さんが宍道湖沿いで育ったのならば、わしはその東の中海沿いで育ったのでそういう意味での思い入れと、濱田岳さん、岡田将生さんの演技が観れたという点で0.5だけど、作品としては何もないこの上なく大作の駄作で製作費が勿体ないと心からおもった。ざんねん。。。。 |
ラッシュ/プライドと友情 | ☆☆.7 | 歴史上もう事実が知れ渡っている「アポロ13」の事件をあれだけ危機迫る作品に作り上げた天才ロン・ハワード監督作品なので、観ました。このニキ・ラウダ氏と故ジェームス・ハント氏の物語も広く知れ渡っているだけに、どういうドラマをと期待して観ましたが、「アポロ13」の時ほどの衝撃はなかったですね。でも十分な娯楽性とそれぞれの人間性の描きだされ方は、やっぱりなかなかの物でした♪ |
キック・アス ジャスティス・フォーエバー |
☆☆.7 | 前作のハチャメチャ感がすざまじかっただけに、今作も期待したけど、やっぱりあの感じまでは行き切らなかったけど、十分満足は出来ました。 ヒロインの子が芦田愛菜ちゃんにしかわしは見えなくてなんだかそういう意味で笑えて仕方がなかった。 |
土竜の唄 潜入捜査官REIJI |
☆☆ | 途中までユーモア満載で大笑いだったのに、終盤に進むにしたがって支離滅裂で・・・・。 官九郎さんの脚本ということで性に合わない三池監督の作品だけど観たけど、まだもう一つだったな。 ただ、生田斗真さんのコメディー演技は最高だった!この俳優さんは注目だ!! |
アメリカン・ハッスル | ☆☆☆.4 | この脚本は良かった!!騙されたというか、本当に先が読めなかった。 そうそう・・浅はかなハッスルはどうしたものか。本当に頭がいいとはこういうことだ。そして本当のセクシーとは?! アカデミー賞の脚本賞を獲るんじゃないかな?巧みな作品でした。お勧めです!! |
ウルフ・オブ・ウォールストリート | ☆ | 実在人物画がモデルということでたまげる。ホンマにこんな人が地上に居るなんて。 でもやっぱりマーティン・スコセッシ監督は「タクシー・ドライバー」を期待してしまうんだよね。 そして語りたかった人間の性(さが)は解るけど、これだけ派手に語る必要があったのかどうか疑問です。 作品としては・・・・。 |
ラジオの恋 | ☆☆☆☆☆ | 広島への愛、ラジオへの愛があふれ出している作品です。こんなにも広島を愛おしく思わせてくれる作品がこれまでにあっただろうか。 そして大好きなRCCラジオと横山雄二アナウンサー♪ 今年のNo.1は早くも決まりカナ(笑) |
ジャッジ! | ☆☆☆ | 安心感抜群のスクリューボールコメディーだけど、こういう作品も絶対必要。妻夫木君の演技もいいし、豪華でなかなかの贅沢な気分♪北川景子さんはもう少し・・・と思ってしまうけど、美しさで許す!・・・でもやっぱり「サウスバウンド」の彼女が最高だったなぁ♪ 作品の主人公のように「実直にありたい」と、こういう作品を観ると思う筈なのに、世の中は何故そうなっていないのかが問題だね。爽快感抜群! 息抜きにはぴったりのお勧めの作品です。 |
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