2006年5月7日
GWに島根に帰りました。
今回は親にお土産を1つ用意しました。
娘の誕生からはもう1年以上経っていますが
その記念の茶碗です。
宮島焼の川原圭斎先生の作のものです。
写真には2つ茶碗が写っていますが、右側の物が今回贈った物です。
娘は冬に生まれたので椿に雪の模様に見えるこの柄を選びました。
左側の物は息子が生まれた時にこれも贈った物です。
息子は暑い頃に生まれていますので、平茶碗にしました。
柄は男っぽい物を選んでいます。
なぜ茶碗かというと、
松江は松平不昧(ふまい)公という茶道に精通した藩主がいらしたこともあり、
お茶の文化がとても広まっている土地柄です。
松江にいる時は朝起きてまずいっぷく(お茶を一杯飲むこと)が習慣でした。
1日に最低でも2ふく(2杯)は飲んでいました。
松江に帰るといまだに懐かしく、楽しみな習慣です。
そして茶碗は親から子へ引き継がれてゆく物です。
今は僕の両親が持っていますが、そのうちに僕を通過して
息子と娘がこの茶碗を手にするのでしょう。
それはとても素敵なことだと思いませんか?